エイコサペンタエン酸(EPA)は魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸の一つで、血液の粘度を低下させ、赤血球の変形能を高めることにより血液を固まりにくくして脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症を予防します。
本能性高血圧患者17名を対象にした臨床試験では、1日あたり2700mgのEPAを8週間投与したところ、収縮期血圧の低下を認められました。
不飽和脂肪酸は飽和脂肪酸と違って体内では合成できないため、必須脂肪酸として外から摂取しなければなりません。
不飽和脂肪酸にはリノール酸系列の脂肪酸とαリノレン酸系列の脂肪酸があり、EPAやDHAなどは後者のαリノレン酸系列の脂肪酸に属しています。
このような中性脂肪低下作用、血圧低下作用、血栓抑制作用、抗炎症作用などはリノール酸系列の不飽和脂肪酸にはありませんのでご注意下さい。
EPAで生活習慣病改善の目的に使う際には、短期で効果が出ないことを理解したうえで、継続して服用することが望ましい。
また、不飽和脂肪酸は酸化されやすいので、きちんとしたコーティングがなされている製品を選ぶ必要があります。